イベント
市民プラザ室内楽シリーズ「若林顕 魂のピアノ」
富山市民プラザ
富山市民プラザが室内楽の最高峰をお贈りするシリーズがスタートします。
富山屈指の響きを持つアンサンブルホールでクラシックの真髄をお楽しみ下さい。
第1回の開催は、日本を代表するピアニストとして活躍を続けている
若林顕が渾身のベートーヴェンとラフマニノフをお届けします。
およそ100年の時を隔てて作曲されながら、いずれもピアノ曲にオーケストラのよう
な重厚なロマンティシズムを感じさせるふたりのピアノ・ソナタ。
時代の違いを感じながらも、それぞれの魅力に浸れる贅沢なひと時をお届けします。
若林の多彩な表現力は各所から高い評価を得ており、
聴き逃すことのできないコンサートとなるでしょう。
富山屈指の響きを持つアンサンブルホールでクラシックの真髄をお楽しみ下さい。
第1回の開催は、日本を代表するピアニストとして活躍を続けている
若林顕が渾身のベートーヴェンとラフマニノフをお届けします。
およそ100年の時を隔てて作曲されながら、いずれもピアノ曲にオーケストラのよう
な重厚なロマンティシズムを感じさせるふたりのピアノ・ソナタ。
時代の違いを感じながらも、それぞれの魅力に浸れる贅沢なひと時をお届けします。
若林の多彩な表現力は各所から高い評価を得ており、
聴き逃すことのできないコンサートとなるでしょう。
イベントは無事終了いたしました、
沢山のご来場まことにありがとうございました。
【会場の様子はコチラから】
市民プラザ室内楽シリーズ「若林顕 魂のピアノ」
[開催日時] |
2015年6月6日(土) 開場15:30 開演 16:00 |
[会 場] | 富山市民プラザ アンサンブルホール(4F) |
[料 金] |
一般 3,500円/学生 2,000円(大学生以下) ※全席指定 ※学生券の販売は市民プラザのみで行います。 |
[プログラム] |
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 へ短調『熱情』Op.57 ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36 ほか |
[発売日] |
2015年3月20日(金) |
[チケット発売所] | アスネットカウンター(tel.076-445-5511) アーツナビ(富山県教育文化会館・富山県高岡文化ホール・新川文化ホール) 富山大和、チケットぴあ(Pコード:259-118)、富山市民プラザ ●学生券は、社会人を除く大学生以下が対象[当日要学生証]、50席エリア限定です。 ●学生券の販売は市民プラザのみで行います。 ●未就学児の入場はお断りしております。 |
[チケットのお問合せ] | 富山市民プラザ tel.076-493-1313 |
出演者
若林 顕(わかばやしあきら) Piano
東京芸術大学で田村宏氏に、さらにザルツブルク・モーツァルテウムやベルリン芸術大学でハンス・ライグラフ氏に師事。
17歳で日本音楽コンクール第2位。
85年ブゾーニ国際コンクール第2位。
87年エリーザベト王妃国際コンクール第2位。
国内外で華々しい活動を展開し、02年にはニューヨーク・カーネギーホールでリサイタル・デビュー。
マイラヘス=リサイタル・シリーズ(シカゴ)、ラ・フォル・ジュルネ(フランス)などにも出演。
NHK交響楽団をはじめとする国内の主要なオーケストラのほか、ベルリン交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、スコットランド室内管弦楽団といった海外の名門オーケストラも多数共演。
室内楽の分野でもK・ブラッハー、S・イッサーリス、堤剛、ライプツィヒ弦楽四重奏団、ウィーン八重奏団など、内外の名手達と数多く共演。
近年は妻でもあるヴァイオリニスト鈴木理恵子との共演を重ねており、作品の本質に迫る深い音楽性が各地できわめて高い評価を受けている。
13年9月リリースの「ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番」、14年1月リリースの「ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ」(両盤ともオクタヴィア・レコード)は、共にレコード芸術・特選盤となる。
その後も、鈴木理恵子とのデュオによる「シューベルティアーナ」、「チャイコフスキー:くるみ割り人形(ピアノ独奏版・世界初録音・レコード芸術特選盤)」(共にオクタヴィア)と、続々とCDが発表されている。
14年1月にはサントリーホール(大ホール)でソロ・リサイタルを行い、大きな反響を得た。
現在、桐朋学園大学院大学教授、桐朋学園大学特任教授、国立音楽大学招聘教授。
曲目紹介
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 へ短調『熱情』Op.57
ピアニストのバイブルとも言われるベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも、3大ソナタと言われるのが、『月光』『悲愴』、そしてこの『熱情』である。ベートーヴェンが30代の半ば、1805年頃に作曲された。有名な交響曲第5番『運命』と同時期の作品で、タイトルのとおり、情熱的な曲想で知られる。激しい情感と緻密な音楽構成がともに曲を形作り、ソナタの最高傑作のひとつに数えられている。
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36
ラフマニノフは、ピアノの名手でもあった。この曲は1913年に作曲され、自身のピアノによって初演されているが、そのあまりにも重厚でシンフォニックな作りに、後年、自身で全体を短くした改訂版も出版している。若林はあえて難曲として知られる原典版に挑んでおり、ヴィルツオーゾ若林の真骨頂が存分に発揮される1曲である。